修宪立论 存有分歧
常識的な見解である。日本維新の会の橋下共同代表が9日、みずからの憲法観を所属議員に語った。維新の会の説明によれば、おおむね次のような内容だった
这是一个具有常识性的见解。9日,日本维新会共同代表之一的桥下先生对其所属议员谈到了自己的宪法观。据维新会的说明,主要有以下内容。
「憲法というのは権力の乱用を防ぐもの、国家権力を縛るもの、国民の権利を権力から守るものだ。こういう国をつくりたいとか、特定の価値を宣言するとか、そういう思想書的なものではない」
他说,“所谓宪法,是一个防止乱用权力的规范,一个约束国家权力的规范,一个用权力保护国民权利的规范。而并不是诸如打算建立一个如此国家呀、宣布特定价值等思想的文本性规范。”
憲法とは何なのかというそもそもの問いへの通説的な答えである。橋下氏は説いた。「きちんとした憲法論を踏まえなければいけない。国会での議論を聞いていると大丈夫かなと思う」。基本的な教科書も読まずして憲法を論じるべからず、と
这是一个针对何为宪法这一原始性问题所作出的通俗回答。桥下先生说,“我们一定要立足于正确的宪法论之上。当听到国会所进行的辩论时,我就在想这么做行吗?”我们不能连最基本的教科书都不看,就来讨论宪法。
その通りだと思いつつ新たな疑問が湧く。憲法改正を進める点では同じ自民党の憲法観と橋下氏のそれは、互いに相いれないのではないか。橋下氏のいう立憲主義的な発想は公明党も民主党なども共有するが、自民党はかなり異質である
在认可其想法的同时又涌现出一个新的疑问。在推进修改宪法方面意向雷同的自民党和桥下先生之间,他们的宪法观不是并不对立吗?桥下先生所表述的立宪主义思想尽管公民党民主党也都具有,而自民党却与此差异很大。
憲法は国民が国家を縛るもの、法律は国家が国民を縛るもの。向きが逆さになる。そのことは憲法99条が象徴的に示している。天皇、大臣、国会議員、公務員には憲法を尊重擁護する義務があるが、国民には課されていない。ところが自民党の改正草案は国民にも尊重義務を負わせる
宪法是国民约束国家的规范,而法律是国家约束国民的规范,它们之间的方向是相对的。这一点宪法第99条已作出了象征性表述,规定天皇、大臣、国会议员以及公务员负有尊重拥护宪法的义务,但是对于国民并无此要求。而自民党的修正草案却对国民也提出了负有尊重宪法的义务。
自民党は憲法で何かと国民を縛りたがる。家族は互いに助け合えなどと個人の領域に手を突っ込みたがる。こうしたそもそも論の違いを残したまま双方が改憲で手を組むというなら、質(たち)の悪い冗談というほかない。
自民党想要用宪法多少约束一下国民,想将手伸进个人领域,提醒国民家庭成员要互相帮助等等。如果双方在不解决根本性意见分歧的前提下硬要联手修宪的话,我们只好说这是一个很低劣的玩笑。
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