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天声人语翻译赏析:外语词汇泛滥成灾

翻译写作  2015-04-29 15:222650

外语词汇 泛滥成灾

夏目漱石の「坊っちゃん」に出てくる教頭の赤シャツは、いやな男として描かれる。大学卒で、時々「帝国文学」という雑誌を学校へ持ってきてありがたそうに読んでいる。坊っちゃんは気に入らない

夏目漱石的“少爷”中出现的人物,教导主任红衬衣被描绘成一个令人讨厌的家伙。他大学毕业的学历,时不时地带着一本名为“帝国文学”的杂志到学校来,煞有介事地读着。少爷就特别不喜欢他。

「赤シャツの片仮名はみんなあの雑誌から出るんだそうだ。帝国文学も罪な雑誌だ」。赤シャツが並べた片仮名は人名だったが、坊っちゃんが今の世を見たらカタカナの氾濫に驚くだろうな――などと、本紙名古屋本社版などの記事を読んで思った

“红衬衣这个名字写成片假名的做法,据说都是出于那本杂志,帝国文学也是一本罪孽深重的杂志”毕竟红衬衣所用的片假名还只是个人名,少爷若要看到当今世界,面对泛滥成灾的片假名恐怕会大惊失色。看完本报名古屋总社版等媒体的一些报道,不由地使我产生出以上的想法。

岐阜県の男性(77)が、NHKのテレビ放送に外国語が多すぎると裁判を起こした。分かりづらくて精神的苦痛を受けたとして慰謝料141万円を求めた。コンテンツやコミュニティーデザインなどを例に挙げて、日本語を軽視するような姿勢は疑問だと訴えている

岐阜县有一位男性居民(77岁)就因此而提出诉讼称NHK的电视广播使用外语过多,由于听不懂造成了精神上的痛苦,要求精神慰藉费141万日元的赔偿。诉求中还例举了诸如contents(内容),community design(社区设计)等等,对于此类轻视日语的现象深感疑虑。

訴訟への賛否はあっても、思いに共感する人は多かろう。NHKだけではない。新聞、雑誌、民放も、政府も企業もカタカナ語だらけ。こっそり申せば小欄も、時おり読者のお叱りを頂戴する

即便针对此项诉讼会有赞成和反对的不同意见,但恐怕也会有不少人抱有同感。不仅是NHK,其他的像报纸、杂志、民营广播以及政府和企业也都是铺天盖地的片假名。悄悄地说一句,敝栏目也会时不时地挨一顿读者的臭骂。

明治の初め、知識人はなだれ込む外国語と格闘して、片っ端から日本語の服を着せた。哲学、個人、理性をはじめ喜劇、悲劇、社会、意識……。一語一語が国民の財産になってきた

明治初期,知识分子通过对蜂拥而至的外来语展开的搏斗,终于从一个侧面给这些词汇穿上了件日语的外衣。比如,哲学、个人、理性,以及其他的如喜剧、悲剧、社会、意识······每一个词汇都成为了国民的财产。

「外来語、カタカナ語を乱用するのは怠けである」と英文学者の外山滋比古さんがマスコミに苦言を述べていたのを思い出す。赤シャツよろしく気取って使うなどもってのほか。外来語に虫食いにされぬ美しい日本語のために、省みることが多い。

这让我想起了一件事,英国文学专家外山兹比古先生就曾经对媒体大叹苦经道,“外来语、片假名词汇的泛滥其实是一种懈怠”。的确,刻意地使用诸如红衬衣那样的片假名的情况还是非常司空见惯的。如此看来,为了美妙的日语不被外来语蚕食,须反省之处还是蛮多的。

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