今やSNSで「見ない日はない」と言っても過言ではない、自撮り写真。ドアップ自撮りや、自撮り用の「セルカ棒」を使ったグループ写真などさまざまな写真が投稿されている。
如今在SNS上就算说“每天都能看到”也不为过的就是自拍照了吧。不管是近距离自拍,还是使用“自拍利器”拍的集体照,各种类型的照片都能在上面看到。
そんな自撮り写真にしばらく前から“異変”が起きていることにお気づきの方も多いだろう。「この人、なんでこの表情で写ったんだろう?」と首をひねってしまうような“変顔写真”が目立つようになっているのだ。最近では、女性の間で、かわいさよりも“ブス度”を追求する「逆盛り写真」なんて言葉も登場している。
相信也有很多人注意到了这种自拍照在不久之前发生了一点变化。让人左思右想“为什么他要用这样的表情自拍呢?”的搞怪照片变得受人瞩目。最近在女性间,“丑女度”比可爱度更受人追捧的“自黑照”等词语也出现了。
男性がウケ狙いでやるならともかく、なぜ、わざわざ女性が“ブス”に写ろうとするのか? 変顔写真を掲載した女性に話を聞いてみると、
「盛り写真で男性ウケを狙うより、逆盛りで女性ウケを狙った方が笑ってもらえるから」(23歳)
「かわいさより、キモいおもしろさのほうがキャラが立って、Facebookの『いいね』が集まりやすい」(27歳)
など、主に同性ウケを狙っているという声が多かった。
为受到男性的欢迎而自拍理所当然,但为什么女性要特意把自己拍成“丑女”呢?我们询问了发布了搞怪照片的女性朋友们,得到了
“因为比起用拍得好看的自拍照来吸引男性,更希望通过自己的自黑照来博得同性朋友一笑。”(23岁)
“比起可爱,那种形象尽毁却十分有趣的照片更能凸显性格,更容易在facebook上获得大家的好评。”(27岁)
等希望在同性朋友间受欢迎的回答。
もちろん“変顔”である以上“ウケ狙い”はわかるが、気になるのは、なぜそうした振る舞いをするのか?という点。写真を撮られるときに変顔をする人の心理を、精神科医のゆうきゆう先生に聞いてみた。
当然我们明白拍搞怪照片是为了受人欢迎,但是仍未能释怀的是,为什么大家会做出这种举动呢?我们向精神科的ゆうきゆう医生询问了在拍照时特意搞怪的这些人的心理。
「変顔をする人は、自信があるタイプやノリがいいタイプに見られがちですが、実は内面的には人目を気にしやすく、シャイな人が多いと言えます。これは男女ともに共通の傾向です」
“拍照自黑的人可能会被看成充满自信的、在朋友圈中吃得开的人,但实际上可以说是内向的、容易在意别人目光的、害羞腼腆的人。这是男女共有的倾向性。”
なるほど。でも、人目を気にするシャイなタイプが、カメラに向かうとわざわざ変顔する理由はどこにあるのだろう?
原来如此。但是,平日介意他人目光的害羞的人,在面对相机时特意做出“自黑"表情的理由何在呢?
「女性の場合は、『一人だけ可愛く写ろうとすると嫌われる』『一緒に変な顔をしないとノリが悪いと思われる』など、同性との関係を気にしている人が多いんです。一方、男性の場合は自己顕示欲のあらわれといえます。『面白い人間だと思われたい』『自分はつまらない人間ではないことをアピールしたい』という気持ちですね。いずれのタイプも“他人からどう思われるか”という点への関心が強い、臆病な人だと言えます」
女性方面有很多会在意“只有我自己拍得可爱的话会被讨厌吧”“不一起做鬼脸的话会被认为不受欢迎呢”等与同性朋友之间的关系的人。另一方面,男性的场合可以说是自我表现欲的体现。他们会抱着“想要被大家认为是有趣的人”“想要告诉大家自己不是无趣的人”等想法。可以说不管哪一种人都是非常在意“别人怎么想我呢”这一点的,胆小的人。
ただし「臆病」といっても、けっして悪い意味ではない。要は人目を気にするあまり…ということ。「自撮りで変顔写真」をアップする人が目立つようになっているのは、それだけ周囲との人間関係に配慮せざるをえない人が増えていることの裏返しなのかもしれない。自分がどんな表情で写真に写っているか、今一度カメラロールを見返してみては?
虽然说他们胆小,但绝不是出自恶意。重点在于他们太过在意别人的目光。使上传“自黑照”的人变得备受瞩目的,或许是那些不得不在乎与周围人的关系的人群增加的另一种体现吧。那么现在重新来看一下自己在照片中是什么表情吧!
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