「注」という字は,「そそぐ。一点に集中する。」という意味で,「注入」「注目」「注視」,などと用いられる。それが転じて,「注釈」「頭注」など,「語句を解釈する書きこみ。」の意味に用いられ,更に,「書き載せる。」「くわしくときあかす。」意に用いられるようになった。そして,このような転じた用い方はすべて言葉に関係があることから,さんずいをごんべんに入れかえた「註」という異体字が造られ,用いられるようになったのである。
“注”这个字是“注入,集中于一点”的意思。用于“注入”“注目”“注视”等单词。另外,在“注释”“头注”等单词中,也有用于“解释语句的加注”的意思,而且,还有以“填写”“详细解释”的意思而被使用的。而且,这样改变了的使用方法都是和所有词汇有关的,制造出了将三点水换为言字旁的“註”这个字,并被广泛使用。
したがって「註」という字の意味は,当然「注」に含まれているわけで,「ちゅうもん」も,本来は「注文」であり,それが「註文」とも書かれたわけである。
按照“註”这个字的字面意思,当然包含了“注”的意思,“ちゅうもん”原先也有写成“注文”,后来被写成“註文”。
そこで『大言海』は「注文」のみを掲げ,『大日本国語辞典』は,「ちゅうもん」の項では「注文、註文」と併記しながら,「注文書」「注文先」などと,複合語の見出しにはすべて「注」のみを用いている,というように,かつてはむしろ「注文」のほうが優勢であった。しかし,簿記で「註文」のみを用いたために,「註文」もしだいに使われるようになり,やがて次のようなかたちで,「注」と「註」の使い分けが広く行われるようになった。
在《大言海》一书中仅仅提到“注文”一词,但在《打日本国语辞典》中,在“ちゅうもん”一项,一并记载了“注文、註文”,还有「注文書」「注文先」等,当看到复合词时回发现仅使用“注”一字,也就是说,在以前,「注文」一词在正确性上更占优势。但是,簿记只使用了“註文”,“註文”也慢慢地被使用起来,不久就以这样的形式,“注”与“註”都被分开使用。
「そそぐ」の意・・・・注射・注入・注意・傾注
“そそぐ”的意思・・・・注射・注入・注意・倾注
「しるす」の意・・・・註釈・頭註・評註・註文
“しるす”的意思・・・・註释・头註・评註・註文
ところが,「当用漢字表」が制定された時,同じ音で意味の近いものは,一方を省き,他方に書きかえるという方針が採用され,使用範囲の広い「注」が選ばれた。そして,「同音の漢字による書きかえ」(昭和三十一年,国語審議会報告)が発表され,「註文」は「注文」に書きかえることが望ましいとされたのである。
但是,当制定“现用汉字表”的时候,同音同意的近义词就省掉一个词,采用的方针是使用确认添加另一个词,选定适用范围较广的“注”这个词。而且,于昭和三十一年,国语审议会报告中发表了《同音汉字的替换书写》一文,定为将“註文”替换为“注文”是最合适的。
したがって,一般には「注文」「註文」の両方が使われているが,学校教育においては,「常用漢字表」に掲げられている「注」の字を使い,「注文」と表記すべきである。
但是,平时使用中“注文”“註文”都有使用,在学校教育中,“常用汉字表”里所记载的是使用“注”这个字,表明了“注文”这个词。
なお,「同音による漢字の書きかえ」では,
所以,《同音汉字的替换书写》便是记载为以下三个,
註解→注解 註釈→注釈 註文→注文
註解→注解 註釈→注釈 註文→注文
と,三語が掲げられているが,同時に,註→注
同时更改的还有:註→注
として,「註」を用いた全ての語の場合に,「注」に書きかえることを示している。
而且,确定使用“註”这个字的所有语言,都替换书写为“注”这个字。
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