使ってはいけない!「目上」の人へのNGワードと言い換えワード
绝不能用!对“上级”不能说的话及相应的转换说法
-「目上」の人へのNGワードにはどんなものがあるの?
-不能对“上级”说的话都有哪些呢?
《例》NGワード⇒言い換えワード
《例》不能说的话⇒转换说法
「ご苦労様です」⇒お疲れ様でした
本来「ご苦労様です」という言葉は「自分のためにやってくれた仕事」をしている人に対して使われる言葉です。目上に対しては「お疲れ様でした」を使います。
本来「ご苦労様です」という言葉は「自分のためにやってくれた仕事」をしている人に対して使われる言葉です。目上に対しては「お疲れ様でした」を使います。
“ご苦労様です(你辛苦了)”的说法原本是用于“为自己而工作”的人的表达。对上级要使用“お疲れ様でした(您辛苦了)”。
例えば自宅に荷物を届けてくれた配達員さんや、自分が勤めている会社にいる警備員さんなどに使う言葉。
比如快递员到你家送快递,以及对自己上班的公司的保安等使用的说法。
「分かりました」⇒かしこまりました・承知いたしました
「分かりました」は上司などの目上の人に対して使ってしまうと失礼に当たります。「かしこまりました」「承知致しました」という謙譲語を使います。
「分かりました」は上司などの目上の人に対して使ってしまうと失礼に当たります。「かしこまりました」「承知致しました」という謙譲語を使います。
“分かりました”用于领导等上级会很失礼。要用“かしこまりました”“ 承知致しました”等谦让语。
「了解しました」⇒かしこまりました・承知いたしました
『了解』という言葉は、上から相手を見て許す場合に使う言葉。お客様や目上の人には「かしこまりました」「承知いたしました」と言うようにしましょう。
『了解』という言葉は、上から相手を見て許す場合に使う言葉。お客様や目上の人には「かしこまりました」「承知いたしました」と言うようにしましょう。
“了解”这个词是以上级看下级的角度并表示同意时使用。对客户和上级请说“かしこまりました”“ 承知いたしました”。
「助かります/助かりました」⇒お手数おかけしました・ご迷惑おかけしました
「助かりました」は、相手に対する敬いのニュアンスがあまりありません。例えば、仕事でミスして、助けていただいて何とかなったときは「お手数おかけしました。」「ご迷惑おかけしました。」でよいでしょう。
「助かりました」は、相手に対する敬いのニュアンスがあまりありません。例えば、仕事でミスして、助けていただいて何とかなったときは「お手数おかけしました。」「ご迷惑おかけしました。」でよいでしょう。
“助かりました”几乎没有对对方的敬意成分。比如工作上失误了,别人帮自己收拾了残局,这时候可以说“お手数おかけしました。(给您添麻烦了)”“ご迷惑おかけしました。(给您添麻烦了)”。
「大丈夫です」⇒(ケースバイケースで/个案处理)
「大丈夫です」は、完全に自分主体の発言なため、目上の人は"判断するのはお前じゃない"と不快に思うことも。例えば「予約できますか?」と聞かれたときは「はい、ご予約いただけます」と答えるようにしましょう。
「大丈夫です」は、完全に自分主体の発言なため、目上の人は"判断するのはお前じゃない"と不快に思うことも。例えば「予約できますか?」と聞かれたときは「はい、ご予約いただけます」と答えるようにしましょう。
“大丈夫です”是纯粹的自我主体式的说法,这可能让上级感到不快,觉得“下判断的可不是你”。比如被问到“能预约吗?”可以回答“はい、ご予約いただけます(可以预约的)”。
「感心しました」⇒感銘を受けました
目上の人を褒めるときは、謙虚な姿勢を見せるたいところ。「感心」は目下に向かって言う言葉なので、ふさわしくありません。「感銘を受けました」が妥当です。
目上の人を褒めるときは、謙虚な姿勢を見せるたいところ。「感心」は目下に向かって言う言葉なので、ふさわしくありません。「感銘を受けました」が妥当です。
赞扬上级的时候,当然想要展现出谦虚的姿态。“感心”是对下级用的说法,所以不合适。说“感銘を受けました”才妥当。
「頑張ってください」⇒ご成功をお祈りいたします・ご活躍をお祈りいたします
「頑張ってください」よりも「ご成功をお祈りいたします」や「ご活躍をお祈りいたします」のほうがベター。
「頑張ってください」よりも「ご成功をお祈りいたします」や「ご活躍をお祈りいたします」のほうがベター。
比起说“頑張ってください”还是“ご成功をお祈りいたします(预祝您成功)”或“ご活躍をお祈りいたします(祝您大展身手)”更好。
「どうしますか」⇒いかがなさいますか
「○○の件はどうしますか?」ではなく「○○の件はいかがなさいますか?」というような使い方をする。
「○○の件はどうしますか?」ではなく「○○の件はいかがなさいますか?」というような使い方をする。
不能说“○○の件はどうしますか?”而要用“○○の件はいかがなさいますか?”的说法。
「できません」⇒いたしかねます
「できません」というような断定的な言い方は日本人にはなじみません。また接客業界等では、お客様に対して否定系の言葉を直接話してはいけないという暗黙のルール(常識)があります。特に話し相手がお客様の場合は必然的に遠まわしな言い方にしたほうがよいでしょう。
「できません」というような断定的な言い方は日本人にはなじみません。また接客業界等では、お客様に対して否定系の言葉を直接話してはいけないという暗黙のルール(常識)があります。特に話し相手がお客様の場合は必然的に遠まわしな言い方にしたほうがよいでしょう。
“できません”这类断定式的说法不受日本人待见。此外,在接待客人的行业有着不能对客人直接使用否定说法的潜在规则(常识)。尤其是说话对象是客户的时候无疑使用委婉的说法为好。
「なるほど」⇒さようでございますか
「なるほど...」は、本来は上の立場の人が使う言葉であり、「なるほどなるほど...」繰り返して使うとバカにしているようにも聞こえます。
「なるほど...」は、本来は上の立場の人が使う言葉であり、「なるほどなるほど...」繰り返して使うとバカにしているようにも聞こえます。
“なるほど...”原本是处上位者所使用的说法,尤其是如“なるほどなるほど...”这样复数使用会让人觉得被当傻瓜似的。
「お久しぶりです」⇒ご無沙汰しております
「お久しぶりです」は誰に対しても使えるカジュアルな表現ですが、目上の相手には「ご無沙汰しております」が適切。丁寧語である「お久しぶり」に対し、「ご無沙汰しております」は相手を敬う意味合いが強い言葉です。
「お久しぶりです」は誰に対しても使えるカジュアルな表現ですが、目上の相手には「ご無沙汰しております」が適切。丁寧語である「お久しぶり」に対し、「ご無沙汰しております」は相手を敬う意味合いが強い言葉です。
“お久しぶりです”是对任何人都能用的日常表达,对上级说“ご無沙汰しております”更恰当。相对于郑重语的“お久しぶり”,“ ご無沙汰しております”对对方所含的敬意更强。
「すみませんが」⇒恐れ入りますが
ビジネスマナーとして「すみませんが」、「申し訳ありませんが」などの謝り言葉は極力避け、「恐れ入りますが」を使う。
ビジネスマナーとして「すみませんが」、「申し訳ありませんが」などの謝り言葉は極力避け、「恐れ入りますが」を使う。
在商务场景中要极力避免用“すみませんが”、“ 申し訳ありませんが”等道歉方式,而要用“恐れ入りますが”。
「いま行きます」⇒ただいま参ります
目上の人に敬意を払うために、「行く」の謙譲語である「参る」を使います。さらに、「いま」を改まった言い方の「ただいま」とすると、なおベターです。
为表达对上级的尊敬,要使用“行く”的谦让语“参る”。另外如果能把“いま”改说为更正式的说法“ただいま”就更好了。
-ちなみに以下の言葉は目上の人に使っても問題ない
另外下述说法对上级使用也没有问题
お大事になさって下さい
体調を心配する場合の言葉。「くれぐれも」という言葉を前につけるとさらによいでしょう
体調を心配する場合の言葉。「くれぐれも」という言葉を前につけるとさらによいでしょう
这是担心对方身体时的说法。如果能在前面加上“くれぐれも”就更锦上添花了
各位
社内文書などで用いる言葉。「各位」という言葉自体が敬称なので、目上の人へ用いても失礼には当たりません。
社内文書などで用いる言葉。「各位」という言葉自体が敬称なので、目上の人へ用いても失礼には当たりません。
这是公司内文书使用的词语。由于“各位”本身就是敬称,对上级使用也不会失礼。
ご自愛ください
メール・手紙などで用いる言葉。「ご自愛ください」は上から目線ではありません。むしろ目上の方だからこそ申し上げる言葉です。
メール・手紙などで用いる言葉。「ご自愛ください」は上から目線ではありません。むしろ目上の方だからこそ申し上げる言葉です。
这是邮件,书信等使用的词语。“ご自愛ください”没有自上而下的俯视感。倒不如说这正是对上级该使用的表达。
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