《百人一首》汇集了日本王朝文化七百年的100首名歌,是最广为流传的和歌集。熟读百人一首,更能了解日本文化哦。一起来了解日本人对美、自然、爱情的感悟吧。
5番
出典:「古今集」より
上の句:奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
上の句読み:おくやまに もみじふみわけ なくしかの
下の句:声きく時ぞ 秋はかなしき
下の句読み:こえきくときぞ あきはかなしき
作者/歌人名: 猿丸大夫(さるまるだゆう)
■ 和歌の意味
奥深い山で、ちりしいたもみじをふみわけて鳴いているしかの、その声を聞くと、秋はしみじみとわびしく感じられるなあ。
■口語訳
人里離れた深い奥山で、一面に散りしく紅葉をふみわけ妻を求めて鳴いている鹿の声・・・。その声を聞くとき、秋の寂しさが私の心にもしみて、一押し悲しく感じられることだなあ。
■作られたワケ
秋、是貞親王これさだしんのうのおやしきで歌合せがあるので、つくられたそうです。
■作者プロフィール
猿丸大夫(?~?)
奈良時代の人とも、平安時代初期の人ともいわれていますが詳しいことはなにもわかっていません。三十六歌仙の一人に加えられていますが、実際にいた人かどうかもわかりません。
词汇注释:
ふみ‐わ・ける【踏(み)分ける】
[動カ下一][文]ふみわ・く[カ下二]草木の茂った所を一歩一歩かきわけて進む。
这里是指:踩着落下的红叶 一步一步往前走。
这首和歌描写的是秋天的情景。深山中,踏着红叶之路,听着耳边传来鹿的叫声,果真一派秋日之感。
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