3.語順の自由度が高い言語
日语这种语言词序自由度颇高
日本語の基本語順はSOVだと述べましたが(内容回顾>>>)、最も大事な点は《動詞を最後に置く》という点です。これさえ守れば、実は、これ以外の点では日本語の語順はかなり自由で、主語を目的語より後にまわすことなども可能です。
前面我们讲到日语句子的基本词序为SOV型(主语+宾语+动词),其中,“将动词置于最后”这一点最为重要。只要遵守这一点,其他方面的日语词序还是相当自由的,甚至将主语置于宾语之后等等也都是可行的。
なぜでしょうか。まず、今見たように、動詞の部分(内容回顾>>>)がいろいろな情報を取り込んでしまうため、文全体の構造としては(単文の場合ですが)、動詞以外は「名詞+助詞」(および副詞)がいくつかあるだけという、すっきりしたものになります。その上で、それぞれの名詞には、その役割を示す助詞が付いているわけですから、「名詞+助詞」をセットにして動かしさえすれば、語順を変えても、情報は失われないわけです。 そこで、日本語では語順の自由度がかなり高いのですが、それだけにまた、助詞は一層大事だということにもなります。
这是为什么呢?首先,正如我们刚才看到的,在日语句子中,动词部分包含了诸多信息,因此从句子整体结构来看(指单句的情况),除了动词以外,剩下的就只是几个“名词+助词”(以及副词)这样的组合了,可以说是一目了然。除此之外,各个名词都跟有助词以提示其在句中的作用,因此只要将“名词+助词”作为一个整体进行移动,那么就算词序发生变化,想要传达的内容也不会消失。由此看出,日语的词序自由度相当之高,也正因为如此,助词就变得尤为重要了。
なお、語順の自由度が高いとはいっても、一般的には《主語を文頭に、目的語を動詞の直前に》という語順が最も自然なので、初めのうちは、やはり、この語順で練習することをすすめます。
另外,虽说句子词序非常自由,但一般来说,“主语置于句首,动词紧跟宾语后头”这样的顺序是最自然的,因此我建议学习者在入门阶段还是以这个顺序为准进行练习。
4.わかっている名詞+助詞は述べなくてよい言語
在日语里,显而易见的名词+助词可以省略
(6) あなたはいつ大使館へ行きますか。(When will you go to the embassy? )
(7) わたしはあした大使館へ行きます。(Ill go to the embasy tomorrow.)
(7) わたしはあした大使館へ行きます。(Ill go to the embasy tomorrow.)
(6)你什么时候去大使馆?
(7)我明天去大使馆。
(7)我明天去大使馆。
というようなやりとりが、伝統的な日本語の初級教科書にはよく出てきます(「あなた」はyou、「いつ」はwhen、「大使館」はembassy、「へ」は助詞でtoの意味、「行きます」はgo;「わたし」はI、「あした」はtomorrowです)。しかし、実は、日本語では、
像这样的对话经常在传统日语教材中出现(“あなた”=你,“いつ”=什么时候,“大使館”=大使馆、“へ”=助词表方向,“行きます”=去,“わたし”=我,“あした”=明天)。但其实在日语里,
(6) いつ大使館へ行きますか。
(7) あした行きます。
(7) あした行きます。
(6)什么时候去大使馆?
(7)明天去。
(7)明天去。
というやりとりのほうが、ずっと自然です。日本語は、わかっている名詞(+助詞)は、主語であっても述べなくてよい言語なのです。このことにも、ぜひ触れておきましょう。 伝統的な日本語教育が「完全な文」を示すのは「文型(構文)」を学習者の頭に入れるためで、これは語学教育の大事な要素ではあるのですが、行き過ぎると不自然なことにもなりかねません。「文型(構文)」の知識を確実に習得して体系的な理解を深めていくことと、自然なコミュニケーションの力を高めること。日本語の学習にあたっては両方とも大切です。
像这样的对话会自然得多。在日语这种语言中,显而易见的名词(+助词)、即便是主语也可以省略。希望大家务必要亲自感受下这一点。传统日语教育之所以介绍“完整的句子”,是为了让学习者牢记“句型(句子、文章结构)”,虽然这对于语言教学来说非常重要,但若过头了就难免会变得不太自然。在学习日语时,踏实掌握“句型(句子、文章结构)”以加深整体理解、提高表达能力以做到原汁原味这两点都非常重要。
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