新人SEユウジ君のIT英語奮闘記
第1回:「Quick and Dirty」
入社2年目ユウジ君は、なり立てホヤホヤ新人SE。今日も頑張る!涙のIT英語奮闘記
小規模ではあるけれど、やっとお客様の案件を担当させてもらえたユウジ君
今日は担当している開発プロジェクトの社内会議をしているようです。
おや?ユウジ君、今日は日本で現地採用され、社員として働いているインド人プログラマー(programmer)のシン君と、なんか揉めているみたいですよ!ちょっと聞いてみましょう。
ユウジ:「ええ、あのう、今日は基本設計を決めるためにお集まりいただいたのに、実はお客様の要望が膨らんでて...すみません、スケジュールでは今日から設計にかかれるはずだったんですけど...」
シン:「Customers have not finalized their requirements yet, right?」
カズコ:「シン君、その通りよ!日本語の理解力も日々進歩してるわね」
ユウジ:(チェ!カズコさんシン君ばっかり褒めるんだもんなー)「えっとですね、設計書はテンプレート(template)使ってちゃちゃとやっちゃえばなんとかなるんじゃないかと思ってるんですが...)
シン:「Yuji, don't go for such a quick and dirty solution. You'll regret it in the future.」
ユウジ:「ええ?今、なんて?「
カズコ:「『そんなやっつけ仕事をするなっ!』って言ってるのよ!ほんと!シン君の言う通りよね」
ユウジ:「ええと、でも、今のうちに遅れを取り戻さないと、この後の開発工程に影響が出ちゃうんじゃないかと思うんです。」
シン:「Yuji, we are not going to do this on the cheap!」
ユウジ:(ええ?なんだよ、すげぇ怒ってるよ、怖ぇーー)
カズコ:「ユウジ君、開発プロジェクトが成功するかどうかは設計書にかかっていると言っていいほど大事なものなのよ、そんな適当にできるわけがないでしょう!先ずは、お客様の要望をいつまでにまとめるか、そこから考えていきましょう!」
ユウジ;「確かに、おっしゃる通りですね、申し訳ありませんでした、僕が間違ってました。じゃぁ、もう一度スケジュールの確認からやらせてもらっていいですか?」
ユウジ君、改めて設計書の大切さに気づいたようです。
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