第三回:『陳君に断られた』
入社2年目ユウジ君は、なり立てホヤホヤ新人SE。今日も頑張る!涙の続IT中国語奮闘記
中国とのオフショア開発プロジェクトの担当になった新人SEのユウジ君。中国から現地マネージャー、陳君が来日し、打ち合わせを進めています。
順調に、提案内容が固まりつつあったところに、お客様からの急な要望が!
さて、どうする、ユウジ君...
ユウジ:「陳君、ちょっと困ったことが起きたんですよ!」
陳:「怎么了?どうしました?」
ユウジ:「お客様から急に、開発のスケジュールを短縮したいという連絡があって、今年中にシステムを導入したいそうなんです。追加で開発スタッフを手配しないといけないそうです。」
陳:「はい、さっき、通訳さんから聞きました。」
ユウジ:「来年の3月に納品の予定だったものが、今年中に、となると、三ヶ月前倒しになるわけだから、ざっくりですけど、予定の倍の開発者が必要になりますよね。」
陳:「2倍の人数ですか?可能不行吧!無理だと思います。」
ユウジ:「えっ!」
陳:「有难度。難しいです。」
ユウジ:「ムリ、ですか」(どうしたらいいのかな...陳君、いつもは優しいんだけど、時々、言い方がストレート(straight)で、ドキッとしちゃうんだよな、人が確保できないってことなのかな、それともそもそも無理なスケジュールだってことなのかな、いや、金額は問題なのかな...)
陳:「あー、ユウジさん、有问题伐?つまり、人数です。ちょうど開発の最中10月は中国の国慶節、国庆节で休みがあります。」
ユウジ:「国庆节?あっ、そうか、建国記念日ですね。」
陳:「そうです。一週間か、みんなもっと休みます。」
ユウジ:「あっ、そうなんですね。確かにそれは考えに入れておかないといけませんね。谢谢!じゃー、連休があることも考えながら、もう少し詳しくスケジュールをつめてみましょうか!」
陳:「はい、そうですね」
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