日本在住の「唐辛子さん(ハンドルネーム)」は、自身のブログで、日本の人間関係について「小学生ですら、自分が2年生になると、新入生のお兄ちゃん、お姉ちゃんとして、学校の内外で先輩らしく振舞うことが要求される」、「これほど先輩、後輩にこだわる民族を見たことがない」と驚きをつづっている。
连小学生都被要求,升入2年级后在校内外都要把自己作为新生的‘小哥哥、小姐姐’,行为举止要有前辈的样子,没见过这么讲究‘前辈’‘后生’的民族。现居住在日本的唐辛子(网名)在自己的博客里道出了对日本人际关系的惊讶。
「唐辛子さん」は、日本人の「先輩」の定義を、「入学あるいは就職で、自分よりも早く入った人」と位置づけ、「たとえ自分の年齢が相手より上でも、相手の入学や就職の時期が先であれば、相手はもう『先輩』なのだ」と解説した。また、「後輩が新たな環境でいち早く受け入れてもらうためには、先輩と上手に付き合うことが有効だ。先輩にもそんな後輩の面倒を見る責任と義務がある」と処世の「秘訣」を伝授した。
唐辛子把日本人前辈的定义定位在比自己早入学或早就职的人,即便自己年龄大,如果对方早于自己入学或就职,就得乖乖地称呼一声‘前辈’了。博主还传授了这样的处世秘诀:为了尽早融入新环境,和前辈搞好关系是有效的手段,前辈也有照料后生的责任和义务。
このほか、学生と社会人における「先輩・後輩」の上下関係の違いにも触れており、「学生時代の上下関係は比較的簡単だ。部活動などで同級生や上級生、下級生との人間関係を学ぶ、初めての機会だし、先輩に認められたければ命令を絶対として、従っていればいい」と助言する一方、「先輩の人柄いかんで、後輩の学校生活の良し悪しが左右される」とも言及、たびたび報道される、学生のリンチ事件についても「上下関係が引き起こすものも少なくない」と懸念を示した。
另外,博文对学生和社会人中前辈•后生上下关系的区别也有所触及。学生时期的上下关系比较简朴。社团活动是学习同级生和上下级同学之间人际关系最初的机会,为得到前辈认可绝对听从命令就是了,给出以上建议的同时指出后生学校生活的好坏被前辈的人品左右,对不断报道的学生绑架事件也表示担忧, 不少是因上下关系而起。
職場での上下関係については、「日本企業にはまだ、『年功序列』にこだわる習慣も残っているが、時として先輩より優秀な後輩が、先輩や先輩の上司を飛び越してしまった場合は、能力のあるものが社会的『先輩』として認められるようだ」と紹介、日本の社会での人間関係の複雑さを強調した。
对于职场的上下关系,博文指出虽然日企现在仍存留‘按资排辈’的惯例,但时有优秀后生超越前辈和前辈上司的事例发生,这种情况下有能力的人会被当作社会上的‘前辈’得到认可,强调了日本社会人际关系的复杂性。
ブログの後半では、「しかし、当人同士にとっては、最初の上下関係は絶対のようで、酒の席などでは、社会的地位が上の「後輩」が、万年係長の「先輩」の愚痴聞き役に徹する場面も多く見かける」との「実情」も挙げ、「上下関係も、要はいかに上手く処理するかで、それは個人の腕にかかっている」との独自の視点で結んだ。
但是,对于当事人双方来说,最初的上下级关系是绝对的,酒桌上常能见到社会地位较高的‘后生’担当倾听万年股长‘前辈’牢骚角色的场面,博文后半部分道出了这样的实情,并以独特的视点做了总结:上下级关系的关键也在于如何巧妙地处理,这和个人能力有关。
同ブログには、「尊敬するわ~」、「見習うべきだね」、「その観念、中国にもあればいいな」など、好意的な感想が多かったほか、日本で生活すると見られる人には「その感じ分かる!」、「だから時々、仕事相手の日本人をどう呼べばいいか分からなくなる」と、著者に同調する声も寄せられた。
也有在日生活的人在博客上发表相同意见——令人尊敬、值得学习、中国也有这种观念就好了等等,针对该博文有很多积极观点。此外还有人感慨,同感!所以经常搞不清该如何称呼工作伙伴
查看更多关于【日本文化】的文章