「ご質問があります」は間違い!敬語『お』と『ご』の使い方
“ご質問があります”错了!敬语“お”和“ご”的用法
名詞につく『お・ご』の使い方に迷ったことはありませんか?
大家对名词前的“お・ご”的用法有过迷惑吗?
◆尊敬語としての『お・ご』
◆作为尊敬语的“お・ご”
『お・ご』は、本来「先生のお写真、お名前、ご家族」というように、相手の行為や所有物について尊敬語の働きをします。
“お・ご”原本是对对方行为及所有物的尊敬语,如“先生のお写真、お名前、ご家族(老师的照片、名字、家人)”。
◆自分がする動作・行為に『お・ご』はつけられない
◆自己的动作•行为不能加“お・ご”
基本的に、敬語の「ご」「お」は自分がする動作・行為には付けません。
敬语“ご”“お”通常不用于自己所做的动作•行为。
「御」が付けられないときは、自分の行為やものごとが相手や第三者に直接かかわらない場合です。
自己的行为及事情不与对方或第三方直接相关时,不能加“御”。
×)「(私の)お考え」「(私の)ご理解」「(私の)お鞄」
◆ただし、謙譲語として使う場合は、自分がする動作・行為にも『お・ご』をつけられる
◆不过,作为谦让语使用时,“お・ご”也可用于自己的动作•行为
相手がある行為の場合は、自分側のことばでも『お・ご』をつけることができます。
在自己行为中存在对方的时候,指称己方的词语也可以加“お・ご”。
【正しい使い方】
【正确用法】
○「(上司のために/为领导)ご説明する」
○「(上司を/让领导)お乗せする」
○「(上司に求められたことに/领导要求自己)ご回答します」
○「(上司に/跟领导)ご連絡します」
○「(上司への/给领导的)お手紙」
○「(上司への/向领导的)ご説明」
○「(上司を/让领导)お乗せする」
○「(上司に求められたことに/领导要求自己)ご回答します」
○「(上司に/跟领导)ご連絡します」
○「(上司への/给领导的)お手紙」
○「(上司への/向领导的)ご説明」
相手に関係してなんらかの影響を与える場合は、自分側に「お・ご」を付けることができます
在与对方相关且产生某种影响的情况下,可以对己方使用“お・ご”
【正しい使い方】
【正确用法】
○「ご報告があります」
○「ご連絡をします」
○「ご連絡をします」
職場のコミュニケーションの基本といわれる「報告・連絡・相談」にも、相手があれば「ご報告があります」「ご連絡をします」のように『お・ご』をつけることができます。
在人称职场沟通基础的“报告、联络、商量”中,如果存在对方的,也可以加“お・ご”,比如“ご報告があります(我要汇报)”“ご連絡をします(我会联络)”。
【間違った使い方】
【错误用法】
×「ご質問があります」
×「ご依頼があります」
しかし、同じように相手がある場合でも、「ご質問があります」「ご依頼があります」というのはおかしいとされています。
×「ご依頼があります」
しかし、同じように相手がある場合でも、「ご質問があります」「ご依頼があります」というのはおかしいとされています。
但是,即使同样是存在对方的情况,说“ご質問があります”“ ご依頼があります”还是让人觉得别扭。
「質問」「依頼」は、その行為自体は相手に向かっていますが、話し手の一方的な行為であったり、相手にとって恩恵をもたらしたりしていませんから、謙譲語は使えません。
“質問”“依頼”的行为本身虽然是针对对方,但这要么是说话人单方面的行为,要么没有给对方带来恩惠,所以不能用谦让语。
◆"『お・ご』を使える時と使えない時"の覚え方
◆何时可用或不可用“お・ご”的记忆方法
〔~して差し上げる〕という表現ができることばは、謙譲語の『お・ご』をつけることができると覚えておきましょう。
请记住能用于“~して差し上げる(为别人做了什么)”意义的表达可以加谦让语“お・ご”。
報告・連絡などは、「報告を差し上げる」「連絡を差し上げる」といえますが、質問・依頼などは「質問を差し上げる」「依頼を差し上げる」とはいえません。
报告、联络可以说“報告を差し上げる”“ 連絡を差し上げる”,但是提问和委托时却不能说“質問を差し上げる”“ 依頼を差し上げる”。
◆ところで…『お』と『ご』はどう使い分ける?
◆那么,“お”和“ご”如何区分使用呢?
「お」は訓読みに・・・お手紙、お答え
“お”加训读词……お手紙、お答え
※音読みでも「お」をつける場合もあります。
※音读词汇也有加“※”的。
例)お返事・お天気
「ご」は音読みに・・・ご心配、ご回答
「ご」は音読みに・・・ご心配、ご回答
“ご”加音读词……ご心配、ご回答
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