最近なんとなく鼻がムズムズしたりくしゃみが出たりするし、「秋の花粉症」みたいなCMもよく見かける。それに「冬の花粉症がある」なんて噂も聞くけど、新たに出始めているってこと?
最近总感觉鼻子痒痒的还打喷嚏,还经常看到“秋季花粉症”的广告。而且也听到“有冬季的花粉症”之类的传闻,是又重新开始了吗?
「秋の花粉症は以前からありますよ。日本ではスギが多く、春に飛ぶ花粉は飛散範囲が数百キロメートルと広いので、スギ花粉症になる率が高い。そのため、春のイメージが強いのです。ちなみに、秋の花粉症の主な原因はブタクサやヨモギ、セイタカアワダチソウなどキク科の植物。ちょっとした空き地や道端に生えている背の低い雑草の花粉が、体に影響を及ぼします。冬に関しては、キク科の植物が枯れるため、よほど過敏な人でなければ症状はひどくないでしょう」
“以前就有秋季花粉症哦。日本有很多杉树,由于春季的花粉的扩散范围达到数百千米,所以感染杉树花粉症的几率很高。因此春季的花粉症给人的印象很深刻。顺便提一句,秋季花粉症的主要原因是艾草等菊花科植物。一点点大的空地和道路两边生长着的矮小杂草的花粉都对身体有影响。到了冬季的话由于菊花科的植物枯萎了,所以如果不是过敏的人的话症状就不会太明显吧。”
そう教えてくれたのは、東京都目白にあるたなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長。では、最近になって増えているというわけでもないのか。
告诉我们这些的是来自东京都目白的田中耳鼻喉科的田中伸明院长。那么,并不是最近才增加的吗?
「発症者の推移はまだ明確ではありません。ただ、アレルギー症状を発症する患者が増加傾向にあるため、秋冬の花粉症も増えているかもしれませんね」
“发病者的转移目前还不明确。但出现过敏症状的患者数量有着增长的倾向,所以秋冬患花粉症的患者也有可能增多。”
なるほど。もしかすると、今後秋冬の花粉症患者が増える可能性もあるということか。ところで、症状は春と同じ?
原来如此。或许今后秋冬季花粉症患者也有可能增多。那么,症状和春天的一样吗?
「スギでもキク科の植物でも、症状に違いはありません。鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどが一般的ですね。ただ、この時期は同じ症状でも、初期の風邪の可能性も考えられます。すぐに花粉症と決めつけず、症状が続く場合は医療機関を受診してください。あと、キク科の花粉症になると、口腔アレルギー症候群を併発する場合があります。メロンやリンゴなどの果物を食べると、口の中にかゆみが出るというものです」
“无论是杉树还是菊花科的植物症状都是一样的。流鼻涕、打喷嚏、鼻塞等是一般的症状。但是,这个时期即使是相同的症状,初期还是有感冒的可能性。不要马上断定是花粉症,症状持续的情况下请到医疗机构就诊。还有就是,如果换上了菊花科的花粉症,也有可能会同时并发口腔过敏症候群。例如吃哈密瓜、苹果等水果的话嘴里会发痒。”
では、病院を受診して、キク科の花粉症と診断された場合の対策は?
那么,去了医院被诊断为菊花科花粉症的情况下的对策是?
「アレルギーは症状を引き起こすものとの接触頻度が高いと発症します。そのため、花粉症であればなるべく植物が多い場所に近付かないなど、接触を避けることを心がけましょう。キク科の植物は、花粉が飛ぶ距離も数十メートルと短いので、避けやすいと思います。あと、空気が乾燥すると粘膜が刺激を受けやすくなるため、症状も出やすくなります。マスクなどで乾燥を防ぐことも有効です」
“过敏是与引起病状的东西接触频度高才会发病的。因此,如果易患花粉症的话请注意切勿接近植物多的地方。菊花科的植物的花粉传播距离只有短短的数十米,所以很好躲过。再者,空气过于干燥的话,粘膜就会很容易受到刺激,也更容易引发病情。所以可以用戴口罩等方法来防止空气干燥,也可以有效抑制病发。”
そもそも触れなければ、症状も出なくてすむというわけだ。まずは、花粉症なのか風邪なのかはっきりさせに病院に行こうかな。
原本就是不接触的话是不会发病的。所以首先去医院确认下是花粉症还是感冒。
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