大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町)で、妖怪や幽霊などの絵を集めたコレクション展「江戸の版本と百鬼夜行絵巻」が開かれ、美術愛好家や妖怪ファンらが詰めかけ、納涼感を楽しんでいる。
大阪市立美术馆(大阪市天王寺区茶臼山町)日前推出汇集了妖怪幽灵主题绘画的画展《江户刻本与百鬼夜行花卷》,美术爱好者和喜欢妖怪的同好们蜂拥而至,在那里享受纳凉,怡然自得。
展示作品は約20点で、展覧会としては小規模ながら、うす暗い会場に、あやしい絵が点々と浮かび上がる様子は、さながら異界ムード。「百鬼夜行絵巻」は江戸後期の絵師、原在中の作品。妖怪に化けた道具たちが収納箱から跳び出し、まちを行進する様子を描いたもの。妖怪たちの躍動感が伝わり、現代の漫画やアニメの原型ともいえる。
展品约有20件,虽然展览会规模较小,但在昏暗的会场中,奇异怪诡的画面上星星点点,让你仿佛置身于灵界之地。《百鬼夜行画卷》是江户时代后期的画师·原在中的作品。画中描绘了妖怪装扮的道具纷纷从收纳箱中跳了出来,在街道上行走的样子。画卷展现出了妖怪们的跃动感,称得上是现代动漫的原型。
この絵巻の他には、同館が所蔵する多くの版本をひもとき、選び出した妖怪や幽霊の挿絵作品が並ぶ。「金毘羅参詣名所図会」(四)挿絵は、舟や人間を丸ごとのみ込んでしまう巨大な悪魚を、日本(やまと)武尊(たけるのみこと)が退治する場面。悪魚は怖いがどことなくユーモラスで、現代の怪獣たちのご先祖といってもよさそうだ。
除了《百鬼夜行画卷》,大阪市立美术馆还从本馆所藏的许多刻本中挑选出了妖怪幽灵相关的插画作品参加展出。插画《金毗罗参诣名所图会》(四)画的是面对将船只和人群全部吞噬的巨大恶鱼,日本武尊将其打退的场面。恶鱼虽然很恐怖,但有种说不出的滑稽感,说它是现代怪兽的鼻祖也不为过。
「飛騨匠物語」(五)挿絵は葛飾北斎の作品。中央に現れた女性の幽霊だけが、薄く描かれている。はかないゴースト感が物悲しい。
插画《飞騨匠物语》(五)是葛饰北斋的作品。只有画面中央的女幽灵,着墨较淡。散发出亡灵的飘渺无常感让人倍感忧伤。
江戸時代後期、出版文化が栄え、北斎などの有名画家が読み本の挿絵を描くようになった。学芸員の秋田達也さんは「絵師たちは一色刷りの制約を受けながらも、幽霊だけを薄くかすかなタッチで描くことで、この世の住人ではない不思議さを物語るなど、多彩な表現手法を駆使していた。親しみやすい百鬼夜行絵巻から入って、江戸の版本の豊かな世界を味わってください」と話している。
江户时代后期,出版文化昌盛,葛饰北斋等知名画家为许多读本花了插图。美术馆研究院秋田达也这样说道,“画师们虽然受到单色印刷的限制,但他们施以淡淡的笔触描绘幽灵的形象,运用丰富的表现手法讲述着现实中不存在的神奇故事。大家从颇有亲切感的《百鬼夜行画卷》开始,请尽情体验这个充满江户刻本的世界。”
開催期間は前期が7月24日まで、後期が同月19日から8月31日まで。午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)、月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)。観覧料は一般300円、高大生200円。
该画展展出时间前期到7月24日为止,后期是从7月19日到8月31日。每日上午9:30到下午5:00(入馆时间最晚下午4:30),周一休息(周一若逢节日开馆,则次日休息)。通常门票价格300日元,高中生、大学生200日元。
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